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「……っ!」
慌てて急角度で裏拳を跳ね上げる。
見事顔面にクリティカルヒット、真備が沈むのが、腕の向こうに見えた。
待て、と叫ぶのもままならない。
伸ばされた腕、つかむ指先、何もかもが、あの人に似ている気がして、
どうしようもなく心臓が高鳴った自分が居て、やりきれない。
「橘は相変わらずだな…」
鼻を押さえてむくりと起き上がった真備が、こちらを見やる。
「相変わらず僕と師匠を重ねてるのか」
にやりと、口元が笑う(鼻血で絵的にはまるで締まらない)。
「ちょっと待ってろ、すぐに、そんなことなくしてみせるから」
相変わらず傲岸不遜に飄々と。
宣戦布告は誰宛か、なんて。

(フジワラ・ノ・フヒトに橘は渡さないから)





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ちょっと大きくなった真備、と…どうしようこの乙女な編集。
真備はかっこよければいいと思います。
消えたフヒトの影だけ巻き込んだ三角関係ならいいと思います。
私はフ諸より真諸派です。